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太平洋戦争1(昭和16/1941)
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作詞 内田つとむ
作曲 上原げんと

雨は降る降る泥濘が
どこまで行ったら果てるやら
灯りも見えぬ闇の中
兵は行く行く黙々と

鉄の兜も濡れ果てて
雨が冷たく身に染みる
肩に食い込む背嚢にゃ
戦友の遺品も濡れている

一歩進めばまた滑る
せめて濡らすな銃だけは
重い泥靴踏みしめりゃ
しっかりしろと戦友が呼ぶ

煙草は無いかと聞く戦友に
渡す「誉」も濡れている
募る寒さに瞼を上げて
夜明けはまだかと仰ぐ空

続く泥濘夜の雨
戦友を労わり身を庇い
明日の決意を胸にして
兵は行く行く前線へ
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作詞 安孫子省三
作曲 古関祐而

坊やねんねん ねんねしな
ねんねのお夢に見る鳥は
遠い神代の金の鵄
ぴいひょろひょろろと
輪を描いて
夢のお空を飛びまする

坊やねんねん ねんねしな
ねんねのお夢に見る旗は
赤い日の丸 国の旗
ひらひらひららと
東風受けて 
夢のお里で鳴りまする

坊やねんねん ねんねしな
ねんねのお夢に見る花は
丸い月夜の桜花
ほのぼのほんのり紅染めて
夢のお庭に咲きまする
農林省 制定

村は産土祖先が眠る
黄金花咲く尊い田畑
一穂一穂に心が籠もる
さあさ働け拝んで今日も
土に仕える鍬仕事

山は故郷笑顔を並べ
皆揃って育てる林
響く木魂に胸まで晴れる
さあさ働け鉈持つ腕も
国に捧げる力瘤

海は生え抜き鴎と共に
産湯浸かった緑の漁場
漕げばこの舟瀬に躍る
さあさ働け飛沫の中で
大漁大漁歌の声

国は海幸野山の幸
恵溢れる宝のお蔵
開けここから亜細亜が明ける
さあさ働け力を合わせ
日本背負った心意気
作詞 加藤知多雄
作曲 古関祐而

露営の夢も秋草に
残して結ぶ鉄兜
幾山越えて討伐の
戦は続く今日もまた

集う隘路の民の群れ
歓声起こるこの時に
仇なす共匪絶ゆるまで
決意は固し殲滅の

ああ山上に日の丸を
翳す勇士の面映えて
今勝鬨の響く野に
夕陽は赤く燃え沈む

戦い止みし戦場に
斃れし戦友は幾たりぞ
野草の色も秋長けて
さすがに染みる虫の声

さもあらばあれ大君の
国に捧げしこの命
我等ますらお行く所
刃向う敵の影もなし
作詞 岡崎淑郎
作曲 中山晋平
選定 農林省

早苗ナァ ハドッコイセ
早苗取る手も麦踏む足も
揃た揃たよ村中揃た
瑞穂踊りに コリャエ
トコドッコイ ドッコイサノセ
気も揃た コリャエ サテ
サッサ ヤレコノ
トコドッコイセ

米はナァ ハドッコイセ
米は御宝 兄さは御楯
旗で埋めたあの日の道も
今じゃ黄金の コリャエ
トコドッコイ ドッコイサノセ
波を打つ コリャエ サテ
サッサ ヤレコノ
トコドッコイセ

浜じゃナァ ハドッコイセ
浜じゃ波の子 我が家ゃ孫子
海が育てる御国の宝
踊りゃ魚も コリャエ
トコドッコイ ドッコイサノセ
寄って来る コリャエ サテ
サッサ ヤレコノ
トコドッコイセ
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